欲求を取り込む
iPhoneの新型「iPhone5s」「iPhone5c」がいよいよ発表された。
新型が発表される度、これだけニュースに取り上げられる製品も稀であります。
これほどまで注目度の高い商品にはそれだけの魅力があるのだと認めざるを得ませんね。
優心和尚も実は「iPhone5」を使っています。
流行にのらない筈の優心和尚が「iPhone」を持っていること自体、正直似合っていない・・(笑)
それまでは「ガラケー」を長~く使っていましたが、最近突然買い換えていました。
改めてなぜ「iPhone5」へ替えたのか? どうして「iPhone」は人気があるのか?
優心和尚に聞いてみました。
●「なぜiPhoneに替えたのか・・」
単に買い換え前の「ガラケー」が突然故障し使用不可能となったからだそうです。
●「ではなぜその中でiPhone5を選んだのか?」
お店の方が新人の方で、一所懸命勧めてくれる姿に感銘したからだそうです。
●「それでは、どうしてiPhoneは人気があるのか?」
それは人々の欲求を上手く商品の象徴として取り込んでいるから・・という回答でした。
その人々の「欲求」とは具体的に何なのだろう・・と、その「欲求」というものを尋ねてみますと・・・
人の「欲求」は大きく分類して5つある。
それは「愛情」「承認」「自由」「挑戦」「安心」の5つからなるという。
人は個人的にこの5つの「欲求」の何れか、若しくは複数を満たそうと常に生きている。
それぞれ自分はこの5つの「欲求」の中で、何に強く思いを馳せているのかをよく考えて欲しい。
これはビジネスコミュニケーションにおいても、とても重要なことで、これを参考にすると良い。
活用する際は、相手が何に対して「欲求」を抱いているのか? を注意深く観察する事です。
例えば「自由」「挑戦」を求めている相手に対して、「安心」をキーワードにしても興味を持たない。
自身が欲しているものと、相手が欲しているものが合致すれば、共感をより強く引き寄せられる。
なるほど、確かに自分でもこの中で選択をすると「自由」「挑戦」に当てはまると思った。
決して「安心」や「承認」は求めていないし、正直その様な相手とは考えも合わないと改めて感じた。
こうして他者を観察し、その上でこの5つに当てはめる事で、容易に分類が可能だとよく理解できた。
そこで今回の本題に戻りますと、
「iPhone」は、人々の「欲求」であるこの5つのポイントを上手に取り込んでいるからこそ人気が高い。
●「愛情」= 「スティーブ・ジョブズ」元アップル(Apple)社CEO。2011年10月 5日没。
●「承認」= 持っている事で相手にもそれだけで認められる商品力。
●「自由」= アプリ対応力が広く、汎用の周辺小物も充実し、個人的自由度が他社より高い。
●「挑戦」= 常に新たな切り口を持ち、この端末商品群の基幹商品として挑戦している。
●「安心」= 今となっては多くの人が所有することで、新たに持つ事への安心感がある。
以上のことから、「iPhone」は人気がある・・と定義出来るのでしょう。
様々な角度からビジネスを語る事が出来るものだと思います。
個人的に新しい「iPhone5s」には興味があります。
こういうワクワクとさせる商品が、この日本からもどんどん発信出来ればなぁ~と望んで止みません。
合掌