優心和尚のビジネスブログ

僧侶である優心和尚が日本人の心である仏教を通して既成ビジネスを語ります。

大した策略 "2"

 

 昨日のブログ「大した策略」について・・・

 話題のIOC総会プレゼンテーションにおいて、「その背景に心を配るべき・・」とコメントを致しました。

 しかし、優心和尚の云う「大した策略」とは、まだその先に深い意味が在る事を改めて知りました。

「プレゼン指導者の勝利!」と云う優心和尚の言葉から、どうやら勝手に先走ってしまったようです。

 

 

 優心和尚の言葉をそのままお伝えしますと・・

 

 信仰を持たせるとは、誠にとって「大した策略」である。

私たちの心の中には、我々よりも壮大で巨大で眼にも見えぬものを配置した。

我々人間如きの愚かで些細な凡夫の力では、何とも出来ぬモノを創り上げた。

先人は誠にもって大したものである。

 

 要は、どの様な立場であったとしても、「奢らず」 また 「悔やまず」先へ、そしてその先へ・・・

成功しても、たとえ失敗でも、安心して先へ進みなさい。 仏は常に寄り添っているのだと・・・

 故人に向けた信仰ではなく、現世この瞬間、今を楽に生き抜く為の智慧 (業) がここに詰まっている。

 

 「大した策略」を総括すると、

このIOC総会において2020年開催を得た招致委員を始め我々国民は「奢らず」この先へ進もう。

また、今回敗れたスペイン、トルコ各々の国民へは「悔やまず」この先を進んで欲しいと願う。

 

 そして今回我々日本国民が得た教訓は、

世界は「東京」を見ているのではない、「東日本」 そう、被災地に注目をしている のだと・・・

我々国民は復興へ向け、より力強く、更にその先へ進むのだと改めて心に刻むべきであろう。

 

 合掌