台風18号接近する!
ここ数年、異常気象によりもたらされたであろう甚大な災害が目立つようになってきました。
これは自然現象、避けるに避けれぬ事情もあるが、予測し備える事も今後更に重要となりそうです。
そもそも、現代のインフラそのものが、現在の環境へ対応が成されていない事も否めない。
正しく現インフラは、一昔前の災害レベルをガイドラインとして築き上げられて来たものです。
2年半前、東日本を襲った津波により一溜りもなく破壊された自慢の防波堤も事例として目に新しい。
さて、今回の「台風18号」は、東海地方から日本の中心部を通り、東日本を縦断しそうです。
優心和尚は毎年この時期の台風を、逆に営業活動などへ上手く活用する事を勧めています。
だが、今回の「台風18号」に優心和尚は、台風本体 及び 二次・三次の災害に備えが必要だという。
いつもは、その台風までも逆手に取って・・というこれまでの優心和尚とは少々様子が異なる。
なぜ今までの台風と今回の「台風18号」に対する認識が異なるのかを聞いてみますと・・・
気象庁も最近「警報」の上に「特別警報」なるものを設けた。
テレビやラジオのマスコミで発せられるアナウンスも「今すぐ命を守る行動を!」と伝えている。
小学・中学時代では、「暴風警報」が発令されると、「今日は休みだ!」と喜んだもの・・(笑)
優心和尚は、何でも警報、例えば「波浪警報」でも休んだそうですが・・・(大笑)
しかしこの度の「特別警報」はこれまでの「警報」とは全く次元が異なる。 尋常ではない。
その上「直ちに命を守る行動を!」と言われても、どれだけの人がその行動に移せるのかと疑問に思う。
この事から、優心和尚は気象庁もマスコミ関係も所謂保身に走り出したのだとも云う。
本来ここで言いたいことは、急激な変化に目を反らさず、きちんと受け止め前を向く姿勢。
今こそ傷ついた東日本に、産業界主導で強靭な環境調和型防災都市を先ず構築すべきであります。
そこではよく言われる「産・官・学」の連携ではなく、「産・官・学・民」の連携が何より大切だと云う。
今までもプロジェクトを立ち上げる際「産・官」若しくは「産・官・学」の連携が通常よく取られている。
「民」は常に蚊帳の外、この「民」を加えると、工程自体が長く面倒なものになる事は必至である。
その点からおいても、いざという局面ではこの「民」の部分を避けて通りたいのも理解は出来る。
しかし、本来この「民」の為に行う事に積極的に「民」の声を取り込む事は極々当たり前ですよね。
少々「台風18号」から話が逸れた感は否めませんが、
災害に備えるという観点から、その先に横たわる大切な話まで及んでしまいました。
想像も越える災害にこれからどう対処してゆくのか?
企業には更なる重荷を背負う「覚悟」が今後求められます。
合掌